2015年4月19日日曜日

テレビ朝日「ワールドプロレスリング」で使用された楽曲 2012 (BGM)

近年、新日本プロレスではビッグマッチの主要試合の前に煽りVTRを流す演出が定番となっています。
開始当時はPRIDEなど総合格闘技大会で人気だったこの演出も、現在の新日本ではすっかり馴染み深いものに。


例 : 永田vsアングル 戦での煽りVTR

そんな中、新日本プロレスの試合を中継するテレビ番組「ワールドプロレスリング」(以下ワープロ)では大会で使用する煽りVTRとは別に独自の煽りVTRを制作し番組内で放送しています。


例 : 桜庭柴田vs井上高橋 戦での煽りVTR


その煽りVTRもかなり凝った仕上がりになっているんですが、使われているBGMが個人的にオッと思う曲や気になる曲ばかり。


煽りVTRに限らず選手個人の特集企画や大会、イベント予告におけるシーンでも、結構印象に残るBGMが使われていて、詳細を調べる為にググっても情報が載っているページはほぼ皆無・・・


それなら自分で調べて情報を載せてしまおう、ということで今回はワープロで近年使われた楽曲を紹介。



今回は2012年編 



● おことわり : 自分用メモを兼ねているため適当、かつ知識不足で結構抜けがあります。ご了承ください。


2012/3/17放送分

・オカダ・カズチカ vs 内藤哲也 煽りVTR  


ゆらゆら帝国 - 発光体
ゆらゆら帝国 - Evil Car 


収録アルバム : 「3×3×3



まさかのゆら帝。
VTRの大半が「発光体」を、後半のシーンは「Evil Car」の激エモなギターソロの部分を使用。ハイセンス





2012/6/23放送

・オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至 煽りVTR


The Beatles - Magical Mystery Tour

大阪決戦の煽りVにて。
関係ないですがこの試合のオカダドロップキックはすんごい


DropKick


2012/7/1放送

・サマーナイトフィーバーin両国予告 


Mika & REDONE - kisck ass (We Are Young)


収録シングル : 「Kick Ass EP

新日&全日の刺激的なマッチング大会となった両国大会の予告映像にて、これまた刺激的なキックアス。地上波でキックアス!






2012/9/16放送

・高橋裕二郎 特集


Jay・Z - 99 Problems(Explict)

G1クライマックスでR指定男としてリングに転生した高橋裕二郎の特集において使用。
なんでJay Zなんでしょう





2012/10/7放送

・桜庭和志 柴田勝頼 vs 井上亘 高橋広夢 煽りVTR


鈴木慶一 - Festivo 
Jimi Hendrix - All Along the Watchtower
Fantastic Plastic Machine - Reaching for the Stars



桜庭&柴田の総合格闘技で活躍した選手がまさかの新日に上陸した際に作られたVTR。
FestivoはPRIDE武士道でのOPに使われた曲。映画「座頭市」のタップのアレ。

「Reaching for the Stars」は2005年での桜庭和志 vs ヒカルド・アローナ戦での煽りBGMに使われた楽曲なのです。
この選曲からこのVではPRIDEをかなり意識してる感じが伝わります。


PRIDEの煽りVTR → www.nicovideo.jp/watch/sm1283929





2012/10/21放送

・桜庭和志 柴田勝頼 vs 真壁刀義 井上亘 煽りVTR


鈴木慶一 - Festivo
Jimi Hendrix - Purle Haze


ジミヘンは翌年の真壁vs柴田戦のVTRにも使用されているので
ジミヘン=真壁or柴田のテーマ的扱いなのかも





2012/10/28放送

・中西学 復帰戦 煽り


はっぴぃえんど - 風来坊 

試合開始前ジングルがこの試合のみ中西選手がヤングライオンの時の入場曲 「NAVIL GUN」という泣かせる仕様。


収録アルバム : 「HAPPY END




2012/11/4放送

・内藤長期欠場



井筒昭雄 - インナー・サークル


膝の怪我による長期欠場が決まった内藤選手のインタビュー映像で流れたBGM。
収録アルバムはドラマ「ラスト・フレンズ」のサントラ。
もう7年前なんですか





2012/11/11放送

・スーパーJrタッグリーグ特集 OP 


The Proidgy - Omen


収録シングル : 「OMEN」 

今年新譜が久々発表されたプロディジー。
Jrタッグリーグ参加チームを紹介するOP映像で流れていました。

プロディジーは近藤修司(現・W-1)、金丸義信(現・全日本)といったジュニアヘビー級選手のテーマ曲に使用されています。






2012/11/24

・棚橋弘至 vs 高橋裕二郎 煽りVTR


RUN DMC Feat. Aerosmith - Walk This Way

裕二郎選手初のIWGP挑戦となった棚橋戦での煽りに使用。これマジ。









2013年につづく・・・

2015年4月12日日曜日

「内村プロデュース」で使われたプロレスBGM ~プロレスネタをネジリ込みコブラツイスト~

「内村プロデュース(内P)」


いわずもがなテレ朝のネオバラエティ枠で一世を風靡したバラエティ番組。
内村プロデューサーの企画する無茶振りに芸人たちが真っ向から挑む(主にみんなで大喜利やったり一発芸したり他人の家で野球など)内容。



出演者は内村光良プロデューサーさまぁ~ず三村マサカズ大竹一樹)、TIMゴルゴ松本レッド吉田)、ふかわりょうの通称NO PLANメンバーが中心。



他にも出川哲朗有吉猫男爵弘行バナナマン日村設楽)、有田猪木哲平などやたら豪華なメンバーがわちゃわちゃしていました。



この内P、30年以上プロレス番組を放送している老舗番組「ワールドプロレスリング」を放送しているテレ朝の番組ということもあってか、
たびたびプロレスネタが絡んできます。(内Pは前番組「リングの魂」と同じスタッフが関わっている)




特に番組内での BGM はプロレスラーのテーマ曲が結構使用されています。テレ朝で放送している新日本プロレス関連の曲はもちろんそれ以外の団体、海外WWEまで様々なプロレス団体に関するBGMが使用されています。




そんな内Pの数ある放送の中でも
「ルールの知らないスポーツで勝利する 
- カバディ編- 」
(2003年10月6日放送)








この回ではプロレス関連の曲が特に多用。 何故にカバディで。
メジャーどころからSWSといったマニアックな所まで幅広い選曲が行われています。


今回の記事は「ルールの知らないスポーツで勝利する - カバディ編- 」のBGMを特集します。

内Pにおけるプロレスネタ精神の片鱗が垣間見える・・・!




〇ちなみに ・・・この回のあらすじ


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番組では恒例であった内P軍団とその分野における実力者軍団(主に小学生)とのスポーツ対決
何だかんだあって内P軍団は14連敗という屈辱的大記録を樹立してしまう。


しかし以前ルールをよく知らないで対戦したゲートボール対決がわりと接戦だったこともあり、
ルールを知らないスポーツでも勝てるんじゃね?と考えた内P軍団。
数ある種目の中から大人の事情で、今回選ばれたスポーツは「カバディ」。


練習試合ではカバディという名の未知と遭遇に戸惑いまくる内P軍団、
ルールを何とか覚えるも、今回の対戦相手は
国際大会メダリストの全日本女子学生選抜チームというガチ集団。


過去最強の敵に敗北必至の内P軍団。
だが試合中、番組始まってからずっとナーバスだったはずの伏兵・土田晃之が覚醒する・・・・!
試合の行方はいかに!?
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〇BGM



・オープニング
鈴木修 - 「HOLD OUT」
(武藤敬司の入場曲)



始まっていきなりのプロレス曲。HOLD OUTは名曲ですね。






・CM提供テロップ
鈴木修 - 「RISING」
(藤波辰爾の入場曲)



番組開始一分で酷使される土田をバックに藤波のテーマ曲。









・カバディのルールとは
「SWSジョージ高野のテーマ」
ジョージ高野の入場曲)

カバディ=「対戦相手と心を通わせる」と解釈で試合に臨んだ結果、アウト判定されて戸惑いを隠せない内P軍団のシーンに使用。








・練習試合終了
「SWS谷津嘉章のテーマ」
谷津嘉章の入場曲)


なんにもしてない(つもりだった)内村が反則をとられた所で試合終了。その際に流れたBGM。
ちなみに内P軍団、結局練習試合ではルールを把握できず。




・最強カバディチーム
John Parr - 「Two Hearts」
(馳浩の入場曲)


全日本女子選抜メンバーの紹介時に使用。
内Pでは結構使用頻度の高い曲。(レスリング対決回での女子キラー大竹の場面など)





・大竹まさかの大活躍
「パライストラ」
(SWS・パライストラの入場曲)


三村、有吉、濱口と次々アウトになるメンバーの中で3ポイント奪取を決めた大竹の場面に使用。

その後大竹はセクハラ、反則行為であっさり退場。







・救世主土田
Europe - 「ラブチェイサー」
(谷津嘉章の入場曲)

次第にメンバーが退場となる中で残った土田に焦点が注がれる場面に使用。

ちなみに谷津選手が入場に使ったラブチェイサーは「プライドワン」サントラ収録のカバー版。









・5ポイント獲得
SPECTRUM - 「サンライズ」
(スタン・ハンセンの入場曲)

5人の選手を一網打尽するファインプレーの土田の場面に使用。
画像だけ見ると結構あぶない画。








・前半戦終了
Rosemary Butler - 「汚れた英雄」
(ターザン後藤入場曲)

土田覚醒も点差をリードされて前半を終えた場面に使用。








・切り札土田
鈴木修 - 「聖戦」
(平成維震軍・越中のテーマ曲)

いきなりガス欠の兆候を見せるも徐々に覚醒する土田、
後半戦のハイライト映像の場面で使用。

平成維震軍(反選手会同盟)はかつて存在した越中詩郎率いる選手ユニット名。やってやるって!







・前半戦のハイライト
Europe - 「The Final Countdown」
(武藤敬司の入場曲)

女子選手と内P軍団がわちゃわちゃしている場面のハイライトシーンで使用。

The Final Countdownは今でもTVで耳にする有名曲。






・後半戦開始
「The Theme Of Pro Wrestling NOAH」
(プロレスリングノアテーマ曲)


後半開始の場面で使用。
この曲は他局(日テレ)の某プロレス番組のOP曲。








・2児の父土田
鈴木修 - 「閃光」


「S心に火が付いた」土田の場面に使用。
現在は4児の父。










・土田の快進撃
中島優貴 - 「ディストラクション2」
(スティング全日参戦時の入場曲)

力技で押切りつつ徐々にヘトヘトになる土田の場面で使用。
番組で使用されたのは「超・激戦士伝」収録のカバー版。








・三村はいったい何をしに来たのか
鈴木修 - 「愚問嫌悪」、「武勇伝」

三村のポイント奪取にまったく貢献しない謎アタック
(敵の横でスリップ)の場面に使用。

使われた2曲とも平成維震軍(反選手会同盟)のCDに収録。






・逆転のチャンス
「Revolurion」
(SWS・レボリューションの入場曲)

試合に勝利の希望が見えた場面に使用。しかしそれに伴い土田の酷使は続くことに・・・





・男土田の生きざまを見よ
中島優貴 - 「Sterness」
(秋山準の入場曲)

青色吐息の土田が最後の力を振り絞る場面で使用。
果たして内P軍団は15連敗を阻止できるのか!?





それでは!