2013年9月21日土曜日

オジー・オズボーンとテーマ曲 ロード・ウォリアーズ編



オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)
ハードロック、メタル界の重鎮ヴォーカリストとして40年以上に渡り世界中の人々の鼓膜に悪魔の歌声とへヴィーサウンドを刻み続ける男です。

かつてはBlack Sabbathで70年代初頭とは思えないヘビーな楽曲を発表、そしてソロ名義ではランディ・ローズ、ジェイクEリー、ザック・ワイルド等の著名ギタリストを見出し多数の名曲を残しつつ今なお現役のレジェンドミュージシャンです。

代表曲「Crazy Train」↓




彼および彼が関わったバンド、アーティストの楽曲は激しいノリと重苦しいサウンドが多い故か、激しい戦いが行われているプロレス界において様々な楽曲が使用されています。

その中でもかなり有名な楽曲といえば、80年代~90年代初頭にかけて日本、全米マット界に君臨したタッグチームザ・ロード・ウォリアーズのテーマ曲Black Sabbathの「IRON MAN」だと思います。
右がアニマル・ウォリアー、左がホーク・ウォリアー
「Iron Man」は近年同名の映画「アイアンマン」のイメージソングとして予告ヤ劇中で使われていました。
ロードウォリアーズの入場シーンでは彼らの暴走筋肉スタイルとへヴィーなサウンドがピッタリはまってインパクトが絶大!長期間使用されたためプロレスファンにおけるアイアンマン=ロード・ウォリアーズ浸透率は多分高いはず・・・


Black Sabbath - 「IRON MAN」



入場シーンで流れる「IRON MAN」はYoutubeで試合を見る限りアメリカにおいては無編集で流されていましたが、日本では来日する時期や団体ごとに異なる編集が施されて入場時に流されていました。
以下に具体的な編集点などをメモするので参考程度に(オリジナルアルバム収録版に準じた場合)。


〇初来日の全日本プロレス(1985年3月)~。

0:07~0:41

2:53~2:59(同じフレーズが何度が出てくるので、この部分は各自お好みで)

3:17~3:45

5:51~
というもので、オジーの歌部分を全部カットした疑似インストバージョンに仕上がっています。
このインストバージョンは全日参戦から暫く使用されていましたが、その後冒頭のバスタム音をカットしないバージョン(上記の0:07~0:41が0:00~0:41に変更)、全日本参戦の後期(1987年あたり)以降では無編集で入場していました。


〇新日本参戦初期

全日本の後、1990年に新日本プロレスに登場した際は以下のような編集がされていました。

0:00~0:07

0:23~ラスト
といったようにイントロ部分を短縮したバージョンになっています。


〇新日本1996年ドーム版

そして1996年の東京ドーム大会(ノートン+スタイナー兄弟vsトリプルウォリアーズ)においてはまた違った編集がされていました。
0:00~0:03

0:15~0:55

1:58~2:10

3:11~ラスト
といったように曲の部分部分を短縮したダイジェスト版といった形に仕上がっております。個人的にはこのバージョンが一番好みです。
実際の入場シーン(0:1:45から)↓


オジーの楽曲で有名なプロレステーマ曲はウォリアーズ繋がりでもう一つありますが、それはまた次回。


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