2013年12月23日月曜日

レア音源が再発された

こんばんは。


タワレコやディスクユニオンなどの大手CD屋にふらっと寄ってみると今まで入手不可能だったアルバムタイトルが再発やら初CD化されて棚に並んでいる訳です。


そのタイトルの中に時たま長年探し求めてたプロレス関連のレア音源が収録されたレアなアルバムが含まれていたりします。


こういうレア音源って中古で見かけても高値!、というかそもそも見かけない!
とかそういった類がザラなのでCD屋で出くわした時の喜びたるや。

しかし、多くはマイナーな存在ゆえに「これ需要有るんだ・・・」といらぬ心配もしちゃったりします。



今回はその中からいくつか紹介します



Johnny pate - 「Shaft in Africa」(「黒いジャガー アフリカ作戦」オリジナルサウンドトラック)




一曲目の「You Can't Even Walk In The Park」は70年代に上田馬之助選手、ザ・モンスターマンのテーマ曲に使われていました。ファンキーで本当カッコ良いです。
国内初CD化! 2014年1月23日までの生産です。中身のライナーノーツはDJ MUROさんが本アルバムの思い入れを語る内容になってます。もちろんプロレスの「プ」の字も出てきません。



中島優貴 - 「大予言~ハート・オブ・ルネッサンス~





伝説のバンド「HEAVY METAL ARMY」のリーダーにして、秋山準選手の入場曲を手掛けるキーボーティースト中島優貴氏の初ソロアルバム。
10曲目の「グランドクロス」は全日本プロレス(ジャイアント馬場存命時代)の大森隆男選手、80年代に新日本に参戦していたロジャー・スミス選手のテーマ曲に使われていました。


アルバムのコンセプトが「ノストラダムスの大予言を巡る一大叙事詩」という点で中々アレです。曲タイトルも「エルサレムの巡礼」、ハレー彗星来襲…神経衰弱」と上級者向けな仕上がりになっています。
そして「グランドクロス」は参加アーティストが非常に豪華です。


Gt.山本恭司(Bowwow、Vowwow)
Ba.佐久間正英(GLAY、ジュディマリ、黒夢etc..のプロデュース、四人囃子)
Dr.樋口宗孝(ラウドネス)

このメンツを揃えて圧倒的な自己主張キーボードサウンドを展開してます

20年前に一瞬CD化されてから長らくレア盤になってましたがこのたび再発。
2014年5月5日までの生産



Eastern Orbit - 「Future Force







中島優貴つながりで彼がリーダを務めるバンド「HEAVY METAL ARMY」がメンバーチェンジを機にバンドを「Eastern Orbit」と改名した後のアルバム。
HMAで強烈なハードロックギターを弾いてたシンキの脱退を経た本作はキングクリムゾンのカバー、SF的コンセプトを感じる楽曲群など、プログレに傾倒した内容になっています。


1曲目の「Space Strut」はプロレスリングNOAHの浅子覚選手の入場曲(原曲)でした。
宇宙を感じさせる半インスト曲ですが、なんと中島氏本人が直々にこの曲をセルフカバー、タイトルも「S.D.A」と改題したものを浅子選手のテーマ曲として提供しています。
「Space Strut」の時点ですでにヘヴィーだった演奏が「S.D.A」では音圧、ソロ共々圧倒的になっています・・・!(でもこのVerが入ったCD「DEPARTURE」は絶賛廃盤中)


このアルバムもなかなか見かけませんでしたがめでたく再発。




ちなみこの「Future Force」に限らずイースタン・オービット、ヘビーメタルアーミーのアルバムには当時の中島氏本人の自画自賛解説が収録されてました。京大出身(中退)という肩書を持ちながら文頭に「So!(つまり!)」を多用する、最初普通だったけど徐々に勝手に盛り上がる(いきなり命令口調になる)、など中々ぶっ飛んだ人柄が伺える内容になってます。




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